遺品としての着物の処分

遺品としての着物の処分

お母さんやおばあさんが愛用していた着物を遺品だからと言って処分するのは忍び難いところがあるのは誰しも同じです。
では、どうしようかと考えると、親戚、縁者あるいは近隣の方々に、形見分けということで、もらっていただくということがすぐ頭に浮かびますが、正直なところ、一昔前ならともかく、今はほとんどの方が喜びません。はっきり言って、ありがた迷惑という感じです。
次に思いつくのが、リサイクル屋ということですが、リサイクル屋では売れる見込みがある品物はある程度の金額で引き取りますが、売れる見込みがなければ、金額がゼロでも保管しておく経費の無駄ということになるので、引き取りたくはありません。
余程タイミングよく、着物の生地を活かしたリメイク商品とかの素材を探している人に巡り合えればいいのですが、そのようなことはめったにありません。それでも、ネットで登録しておくという手はなきにしもあらずです。
そこで、もっとも現実的なことですが、身近な事例としては、老人クラブや町内会の集会場の舞台、年に一度くらい踊りや歌などを発表する機会があり、そこの舞台ですが、幕としてリメイクする手があります。ある程度の幅を持たせ、こいのぼりの吹き流しのような感じで仕上げれば、派手やかで、しかも手作り感がある、暖かい緞帳にもなるというわけです。ぜひ、お試しをおすすめいたします。